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2011年5月
フレデリック・ティリイ

薄い透明なフィルムシートに黒色の紙を貼付します。
描きたい形にカッターで切り込みを入れる。
余分な箇所の紙を剥がし取ります。

2011年3月
ティエリー・ファルシー

ホモ・サピエンスを代表するような「肖像」、
つまり「人類の肖像」を制作するようになったのです。
それは「自画像」でもあると考えています。

2011年1月
セシル・プロリエール

アクリル絵具にオイルパステルをかけると、
たとえば寒色でも油っぽい暖かさが感じられ、
より官能的な輝きが得られます。

2010年11月
ダビッド・ポンス

私が設計した南仏の建設中の教会は、
ステンドグラスから壁画、祭壇に至るまで、
すべてを制作します。

2010年9月
ジャン・アレグザンドル・ドラットル

頭の中に人物の動きのイメージがあります。
いきなり鉄材を切断していき、
そのイメージどおりに接合していくのです。

2010年7月
クリスチーヌ・アルヴェイレール・ラネール

水彩色鉛筆でアクセントを付けます。
細部の表現に適していますし、
マチエールに変化を持たせられます。

2010年5月
エリカ・ボアマール

ベルリンで撮った写真をキャンバスに貼り、
その写真に触発されて浮かんでくる風景を、
アクリル絵具で描き加えていく。

2010年3月
リンダ・マックルスキー

アクリル絵具でモノクロのデッサンをし、
陰影のトーンを決めていきます。
その上に水彩色鉛筆と透明水彩をかぶせます。

2010年1月
オードレイ・クロック

糸や編み物についての考えが発展し、
紙にハリで穴をあけインクで着色する、
というペン画の構想が生まれたのです。

2009年11月
フィリップ・セジェラル

制作はとてもゆっくり進み、
長い時間がかかります。
より多くの時間を制作に費やしたい。

2009年9月
サンドリーヌ・メリ

私の絵のひび割れはアクリル絵具と
水の調合具合を加減することで、
自然に生まれたものです。

2009年7月
ローラン・ドータン

アクリル絵具の乾きの早さが、
何層にも絵具を重ねて制作するのに、
具合がいいしその他の効果も気に入っています。

2009年5月
ミシェル・ロット

厚いマチエールにしたいので、
絵具を重ねたり、削り取ったりし、
感じているものが表現されるまで続けます。

2009年3月
フィリップ・エレノン

左手にオイルパステルを持ち、
右手にアクリル絵具をつけた筆を握って、
左右交互に両手で描きます。

2009年1月
ローラン・デル

鉛筆とデッサン用紙という、
ごくわずかな素材だけで制作するところに、
面白さを見い出します。

2008年11月
シルク

エッチング用の金属針(ニードル)で、
スクラッチして描いた鋭い線も好きで、
人物の手足の指などをスクラッチで表現します。

2008年9月
ドニ・クラヴルー

一本の樹木の葉の無数の緑を、
どのような3〜4色に省略して表現するか、
描き始める前に考えなくてはなりません。

2008年7月
ソランジュ・ソランジュ

マーカーの線をクリアーに引くことが必要。
そのために透明ビニールにマーカーでデッサンし、
それを画面に転写することにしています。

2008年5月
パトリス・オードゴン

ガッシュは塗った時と乾いた時で、発色が異なります。
乾いてからどういう発色になるかを、
予測しながら制作しなければなりません。

2008年3月
レオン・レヴコビッチ

色鉛筆やカラーインク、墨汁などで線描し、
着色し、その上に白いガッシュを塗りかぶせ、
引っ掻いたり、削ったりを繰り返します。

2008年1月
ジャン・リュック・ギニャマン

あらゆる表現の可能性を試みるため、
時には油絵具の上にアクリル絵具を塗って、
ハジキ効果を利用することもあります。

2007年11月
アラン・べランジェー

絵具はどのように混ぜていいのかわからない。
その点、パステルだと望む色が、
セットの何百色の中に必ずあるだろうと考えたのです。

2007年9月
クロード・ジリ

宙に浮いた容器から絵具が流れ出て、
床に広がるさまを金属板や木の合板で作り、
一つのオブジェとしたのです。

2007年7月
ピエール・エドゥアール

彫塑のロウと似ています。
指先でこすり、明るさを出したり消したりして、
ボリュームを作るわけですから。

2007年5月
イヴ・ワシュ−

作品はアトリエ内で制作しています。
実際の自然を前にすると、描きづらいので、
ずっと想像で描いています。

2007年3月
ジャック・ラヴェル

アクリル絵具の乾きの速さを、
絵具を溶く水の量でコントロールし、
緻密な描写をしています。

2007年1月
ルイ・ポン

一本の線を引くと、半ば自動的に、
次々と線が生まれ、不思議な人物になったり、
動物になったりしていくのです。

2006年11月
フランソワーズ・オル

基本的にデッサンだと見なしています。
多くの場合、ペンとインクで線画をし、
色鉛筆で着彩しています。

2006年9月
マルチーヌ・サンタロマン

古い写真や文字の書かれた紙片、
錆びたトタン屋根の断片、
作品の中に組み込んで行くだけの作業です。

2006年7月 アンブロワーズ・モノ

社会で「廃品」とみなされ捨てられたものを、
人物や動物をかたどった立体イラストにして、
「復活」させているわけです。

2006年5月 レン・ンダース

逆光でシルエットになった建物は、
水彩では重苦しい色になりがちですので、
鉛筆だけで表現するようにしています。

2006年3月

ギィ・バルドン

水彩絵具は濡れている時と、
乾いた時では発色が変わりますので、
色の変化を計算しながら描きます。

2006年1月 サコ

マーカーは紙の上を滑るように、
滑らかに描けますが、
その軽やかな描き心地が好きです。

     
     
     
     
     
     
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